住宅の豆知識
注文住宅の支払いタイミングについて
今回は、資金を借りるほうではなく、支払う際のタイミングについて簡単に解説します。
ハウスメーカーや工務店等によって、多少の違いはあるかもしれませんが、一般的に注文住宅の費用の支払いのタイミングは、以下の4回に分けて支払うことが一般的です。
①契約時
②着工時
③上棟時
④引き渡し時
事前に支払いスケジュールを把握しておくことで、資金を準備しておくべきタイミングが分かり、スムーズに進みます。ここでは、一般的な注文住宅の支払いスケジュールについて、解説します。
① 契約時

工務店やハウスメーカーと契約を結ぶ建築請負契約(設計・監理・施工請負契約)時に、まずは手付金として工事費用の一部を支払います。「契約金」や「手付金」と呼ばれることもあります。支払い費用は契約先によっても異なりますが、概ね工事費用の1割程度が一般的です。あとは別に請負契約署で使用する印紙代金や敷地・地盤調査費・建築確認申請費・住宅性能評価の取得費などの諸費用も必要になります。
② 着工時

次に工事の着工時に一部の支払いをします。
こちらも工務店やハウスメーカーによって異なりますが、一般的には工事費の20%前後を支払うことが多いです。付随して着工時に行う地鎮祭の費用がかかる場合もあります。
③ 上棟時

上棟時とは「棟上げ」ともいいますが、柱や梁など家の基本構造が完成し、屋根を支える棟木を取り付けるタイミングです。地域により棟上げの祝いとして餅まきなどの行事も執り行われます。基本的な構造についてはこの段階で完成します。このタイミングの支払い額の目安としては、概ね工事費用の40%ほどというのが一般的です。 このタイミングでは、諸費用などはかからないことがほとんどですが、いつ支払うべきかは会社によって変わることもあるため、確認しておきましょう。
④ 引き渡し時

建物の工事が完了し、物件の引き渡しが行われるときが最終支払いのタイミングになります。この時点で住宅の所有権が施主様に移るということになります。
引き渡しのタイミングで支払う額は、いわゆる「残金」で、工事費の概ね30%になります。それに加えて、消費税額や登記に関する費用、住宅ローンの費用、火災保険料等の支払いが必要です。住宅ローンの支払いは、この引き渡しのタイミングからスタートするのが一般的です。
引き渡し後には上記の費用とは別で、引越し費用や不動産取得税、固定資産税等の支払いも発生します。そのため、資金はある程度余裕を持って準備しておきましょう。
住宅ローン利用時は
とはいえ、住宅ローンを利用する人が大半かと思います。
一般的な住宅ローンの融資実行日は建物の引き渡し時になります。そのため、支払いタイミングについては依頼するハウスメーカーや工務店、金融機関へ事前に確認をしておきましょう。
住宅ローンの融資のタイミングや支払い時期を事前に確認しておくと、資金調達計画がスムーズに進み、スケジュールも無理なく進められるでしょう。
